GX Developerの起動

GX Developerの簡単な使い方を説明します。インストールの方法は「GX Developerインストール」で説明していますので参考にしてください。 普通にインストールすれば、すべてのプログラム→MELSOFTアプリケーションの中にあると思います。GX Works2も基本的に使い方は同じです。それでは起動してみましょう。

設定にもよりますが、起動すると上のような画面が表示されると思います。左上のメニューの「プロジェクト」→プロジェクト新規作成をクリックします。

この画面でシーケンサーのタイプを設定します。今回はFX1Nのシーケンサーを使おうと考えているので、PCシリーズを「FXCPU」にして、PCタイプを「FX1N(C)」にしました。 使いたいシーケンサーに合わせて設定してください。設定したらOKを押してください。

次に上のメニューの「ツール」→「オプション」を選択してください。

この画面にコメント入力の項目があると思います。「命令書込時、続けて行なう」にチェックをいれておきましょう。チェックしたらOKを押してください。こうしておけば命令を入力して後、コメントの入力窓が出てきます。 コメントは入力しなくても、プログラムには影響がありませんが、分からなくなるので必ず入力するようにしましょう。一昔まえはコメントの入力が難しかったため、紙には書いていましたが、データとしては入力されないことが多かったです。 しかし、現在は簡単に入力が出来るため、必ず入力するようにしてください。書かないと逆に分からなくなると思います。

GX Worksの場合はもう少し簡単で、回路入力時に下記画面が出ますが、その画面上に設定ボタンがあります。

回路入力時に上記赤枠のボタンを一度押しておけば設定完了となります。毎回押す必要はありません。

次は上のメニューの「表示」→「コメント表示」にチェックを入れます。この作業により、回路上に自分で記入したコメントが表示されるようになります。

最初の設定は完了です。後は自分の好みに画面の色などを調整して下さい。データの保存なのですが、「プロジェクト」→「プロジェクトの名前をつけて保存」で保存が出来ます。 一度保存しておけば、次からは上書き保存で問題有りません。

新規に保存を行なうと、フォルダがないので作成しますか?と聞いてきますので、作成してください。データは一個のファイルとして保存するのではなく、プロジェクトとして複数のファイルで保存されます。 そのため、一個のプログラム(プロジェクト)に対して一個のフォルダが作成されます。フォルダの内容は、意味が分からなければ触らないで下さい。

前のデータを読み出す場合は、「プロジェクト」→「プロジェクトを開く」で保存場所を選択すれば表示されます。選択して開けば前回保存した状態で立ち上げできます。

それでは次はモードについて説明します。GX Developerには読出モード、書込モード、モニタモードがあります。 読出モードは回路を確認するときに使用するモードです。書込モードは回路を編集するときや追加するときに使用します。モニタモードは実際にシーケンサーに接続して、現在どのように回路が動作しているのか確認ができます。

GX Developerの左上に上のようなアイコンがあると思います。これをクリックするとモードが変わります。一番左の1個だけ離れているアイコンは無視してください。左から読出モード、書込モード、モニタモード、モニタ書込モードとなっています。 モニタ書込モードはモニタしながら書込みが行えます。使いやすいかどうかは使う人によって違いますので、慣れてきたら自分で判断して使ってください。ちなみに私は使いません。

モード切替は、慣れてきたらショートカットキーで行います。
「F2」のキー:書込モード
「F3」のキー:モニタモード
「Shift+F2」:読出モードです。

※一番左の1個だけ離れているアイコンについては、回路表示をリストモードに切り替えます。このモードは今ではほとんど使用することは無いので特に説明はしません。 私も昔はたまに使っていましたけど、今では使うことはありません。

操作の違いは、読出モードの場合は何かを入力すると検索になります。つまり「X3」と入力すると、X3を1個ずつ検索してくれます。書込モードの場合は「X2」と入力すると検索ではなく入力になります。 つまり単純に回路を見るだけですと読出モードのほうが楽に操作できます。書込モードのときは「Ctrl+F」と押し検索を行う必要があります。

モニタモードは読出モードと同じ操作で、現在シーケンサーの接点が入っているか確認しながら読出ができます。ただ、通信速度があるため画面スクロールなどに少し時間がかかります。作業にあわせてモードを上手に切り替えてください。慣れれば自然にできるようになります。

次に接点の入力なのですが、上のほうに次のようなアイコンが並んでいます。

ラダー回路の記号です。これをクリックしても入力ができますし、「F5」などのように記号が書いてあります。例えば「F5」を押せばa接点の入力となります。 実際の作業では、いちいちマウスでボタンをクリックするようなことは行いません。慣れてくると自然に「F5」などのキーが使えるようになります。 ちなみに「sF5」は「Shift」キーを押しながら「F5」キーを押します。

最後に画面左側の説明をしておきます。

これは今作業しているプロジェクトの内容です。「プログラム」をダブルクリックすると「MAIN」が出てきます。これは今作成しているラダー図のことです。 「デバイスコメント」をダブルクリックすると「COMMENT」が出てきます。「COMMENT」をダブルクリックするとコメント編集画面に入ります。ここから各デバイス番号に対してコメントが設定できます。 「MAIN」をダブルクリックするとラダー図に戻ります。最後にパラメータ。これはシーケンサーの設定です。最初のうちは、あまり触る機会はありませんが、いろいろと設定ができます。

GX Developerを起動したので、今度はGX Developerでラダー図を作成してみようと思います。



ラダー回路の作成
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