GX Works2の起動

GX Works2の簡単な使い方を説明します。基本的にはGX Developerと同じ感じですが、デザインが良くなり、使い勝手が向上しています。 GX Works2はIQ Worksをインストールすると、一緒にインストールされます。インストールには多少時間がかかることがあります。普通にインストールすれば、すべてのプログラム→MELSOFTアプリケーションの中にあると思います。それでは起動してみましょう。

いままでGX Developerを使ってきた方は、画面がかなり違うので戸惑うかもしれませんが、すぐなれます。基本的な操作は同じです。左上のメニューか、新規作成のボタンからプロジェクトを設定します。

この画面でシーケンサーのタイプを設定します。今回はQ02Uのシーケンサーを想定いるので、PCシリーズを「QCPU(Qモード)」にして、PCタイプを「Q02U」にしました。 使いたいシーケンサーに合わせて設定してください。プロジェクトの種類は「シンプルプロジェクト」、プログラム言語は「ラダー」、ラベルのチェックは外してください。特に指定がない限り、下半分はこの設定で行います。設定したらOKを押してください。

次に上のメニューの「表示」から、コメントとステートメント、ノートの表示を有効にしておくことをお勧めします。後からでもできるので、表示方法だけ確認しておいてください。

コメント入力は回路入力時に同時に行いたいので、回路入力時に下記画面が出ますが、その画面上に設定ボタンを押してください。

回路入力時に上記赤枠のボタンを一度押しておけば設定完了となります。毎回押す必要はありません。

次は上のメニューの「表示」→「コメント表示」にチェックを入れます。この作業により、回路上に自分で記入したコメントが表示されるようになります。

データの保存なのですが、「プロジェクト」→「プロジェクトの名前をつけて保存」で保存が出来ます。 一度保存しておけば、次からは上書き保存で問題有りません。

ファイルの形式はGX Developerと違い、ひとつのファイルとなります。ファイル保存時にワークスペース形式で保存すると、他ソフトとの連携ができますが特に必要ないので1ファイル形式で保存します。 ファイル形式の変更は「名前をつけて保存」の画面で変更できます。

前のデータを読み出す場合は、「プロジェクト」→「プロジェクトを開く」で保存場所を選択すれば表示されます。選択して開けば前回保存した状態で立ち上げできます。又、フォルダではなくファイルなので、そのままファイルをダブルクリックすれば立ち上がります。

それでは次はモードについて説明します。GX Developerと同じでGX Works2にも読出モード、書込モード、モニタモードがあります。 読出モードは回路を確認するときに使用するモードです。書込モードは回路を編集するときや追加するときに使用します。モニタモードは実際にシーケンサーに接続して、現在どのように回路が動作しているのか確認ができます。

GX Works2の上にアイコンがありますが(マウスをのせれば名称が表示されます。)これをクリックするとモードが変わりますが、基本的にはショートカットキーで切替えてください。
「F2」のキー:書込モード
「F3」のキー:モニタモード
「Shift+F2」:読出モードです。

操作の違いは、読出モードの場合は何かを入力すると検索になります。つまり「X3」と入力すると、X3を1個ずつ検索してくれます。書込モードの場合は「X2」と入力すると検索ではなく入力になります。 つまり単純に回路を見るだけですと読出モードのほうが楽に操作できます。書込モードのときは「Ctrl+F」と押し検索を行う必要があります。

モニタモードは読出モードと同じ操作で、現在シーケンサーの接点が入っているか確認しながら読出ができます。ただ、通信速度があるため画面スクロールなどに少し時間がかかります。作業にあわせてモードを上手に切り替えてください。慣れれば自然にできるようになります。

ここまでの説明は基本的にGX Developerと同じですが、GX Works2になって便利になった部分があります。これを使うようになるとGX Developerに戻れなくなるかもしれませんね。

「Ctrl」キーと矢印キーで罫線が引けます。これは地味ですがとても作業性があがります。縦罫線と横罫線も自由自在です。

書込みモード時にスペースキーを押すと、読込モードのように簡易検索ができます。これもちょっとしたときに便利です。それとデバイス検索するときに「Ctrl」キー+「F」キーを使う場合は「Enterキーで連続検索」にチェックを入れておかないとGX Developerと同じような検索ができません。

次に接点の入力なのですが、上のほうにラダー回路のアイコンが並んでいます。これをクリックしても入力ができますし、「F5」などのように記号が書いてあります。例えば「F5」を押せばa接点の入力となります。 実際の作業では、いちいちマウスでボタンをクリックするようなことは行いません。慣れてくると自然に「F5」などのキーが使えるようになります。 ちなみに「sF5」は「Shift」キーを押しながら「F5」キーを押します。

GX Works2を起動したので、今度はラダー図を作成してみようと思います。



ラダー回路の作成
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