PLCから読出とモニタ

回路の読出

PLC(シーケンサー)からラダー図を読出して見ます。 メニューの「オンライン」→「PC読出」を押してください。 この時、シーケンサーと通信が可能な状態にしておく必要があります。

書込みと同じで、必要な部分にチェックを入れて読み出します。 読出し後は普通に編集できます。又、読出しは書き込みとは違い、シーケンサーをSTOP状態にする必要はありません。つまり設備を停止させる必要はありません。

読出しなのですが、例えばGX Developerを起動して、プロジェクトを新規作成しなくても出来ます。 その場合は読出し後自動で作成されます。

初めて読出しを行なうときはコメントの読出しを試して見ましょう。もしシーケンス内に保存してあれば同時に読出しが出来ます。 パソコン内にコメント付のデータがある場合は必要ありません。

次にこのような場合はどうでしょか?パソコン内にはコメント付のデータが保存して有ります。 しかしシーケンサ内のデータは他の人が触って、パソコン内のラダー図と違います。 最新のラダー図はシーケンサ内に有ります。

このような場合、まずコメントが入っているプロジェクトを開きます。 そして「オンライン」→「PC読出」を行なうのですが、コメントは読出しないで下さい。 つまりパソコン内のコメント付きデータに、ラダー図のみを最新に更新するのです。

回路のモニタ

シーケンス回路(ラダー図)をモニタして見ます。モニタとは実際の回路が今どのように動作しているのかシーケンサの中を見ることが出来ます。 回路が表示された状態で「F3」のキーを押してください。するとコイルが動作していれば塗りつぶされたりします。 接点の場合、つながっていれば塗りつぶされます。実際に動作させればよく分かると思います。 例えば「X1」に信号を入力(「X1」とCOMを短絡)すれば、ラダー図の中の「X1」も塗りつぶされたりします。

モニタモードから抜けるには、単純にモードを変えれば良いです。「F2」キーを押して書込みモードに切り替えれば抜けられます。 又、「ALT+F3」キーで単純に通信のみを切ることも出来ます。

モニタモードは基本的に回路照合無しで行なえます。つまり全然違うプロジェクトを開いていてもCPUと通信設定さえあっていればモニタできます。 但し回路が違うので、実際の接点の動きとコイルの動きのみを表示しますので、おかしいことになります。なるべく照合を行っておきましょう。

便利な機能として、モニタモード時に接点やコイルの上にカーソルを持って行き「Shift+Enter」キーを押すと、強制的に出力させることが出来ます。もう一度押すとOFFできます。 この機能は「オンライン」→「デバッグ」→「デバイステスト」から出力させる機能と同じで、デバイスを入力することなく、ラダー図上でそのまま実行できます。 ただし、デバイステストの時も同じなのですが、コイルを普通に強制ONした場合入らないことがほとんどです。ここでは詳しく説明しませんが、1スキャンは出力がONしています。 しかし次のスキャンでラダー図の条件がOFFであるため、出力がOFFされるのです。自己保持などをかけるとONできます。 又、次のスキャンをさせない、つまりプログラムを停止させておくと簡単に出力テストができます。止める方法はCPUをRUN→STOPにすればいいのです。

それとモニタモードでは右クリックのメニューも変わってきます。一括モニタなどの項目が表示されますので、さらに便利になります。この辺りは使っていく上で、少しずつ覚えていってください。

回路の読出しや書き込みなどの基本動作ができるようになったところで、実際に回路を作ってみましょう。



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