1サイクル動作

歩進動作回路の回路に追加します。この回路の動作は

  1. スイッチ「X0」をON→ランプ「Y0」が点灯
  2. 1秒後にランプ「Y1」が点灯してランプ「Y0」が消灯
  3. さらに1秒後にランプ「Y2」が点灯して「Y1」は消灯
  4. さらに1秒後にすべてのランプは消灯
  5. この動作を繰り返す
  6. スイッチ「X1」で動作停止する

でした。このスイッチ「X1」を押したときすべてのランプが消灯したとき停止させてください。つまり「Y0」→「Y1」と点灯しているときは動作中なので、動作中に停止入力があったとしても「Y2」が消灯するまで待って停止させます。

今回は講座なのでいつ停止させても問題ありませんが、実際の設備では動作中に即停止させるわけにはいきません。ちゃんと一通り作業が終わってから停止させます。

先ほどの回路に少し細工をすればいいだけです。それでは確認してみましょう。

スタート条件として「X2」を追加しています。まず「X2」をONしてください。

停止スイッチ「X1」で「M1」がONします。この「M1」の行き先は「M3」のコイルです。条件を見れば分かりますが、動作中に「X1」がONすれば「M3」の停止中がONするようになっています。 停止中がONした状態で「M10」がOFFすれば「M4」がONします。つまり停止中のときランプ点灯サイクルが終われば「M4」がONします。

この「M4」で動作保持の「M2」をOFFすればサイクル中でも1サイクル完了後に停止します。そして停止中「M3」がONすればランプ点灯サイクルの先頭「M10」は入らないようにしています。 これは複数の動作回路がある場合このように次サイクルが動作しないようにしておきます。そうしないとそれぞれ違うタイミングで動作していると停止条件が成立しないため停止できなくなるからです。今回は1つの動作しかないのであまり意味はないのですが。

それと「X2」と「M10」の条件に追加していますが、実際は何らかのスタート条件があるので追加しました。そしてこれがないと「M10」に自己保持をかける必要がないような気がしませんか? 実際はちゃんと先頭から自己保持をかけるので「X2」を追加しています。


絵で見てわかるシーケンス制御

シーケンス制御を短期間で理解するには通信講座がお勧めです。シーケンス制御講座(このサイト)ではシーケンス制御をできるだけわかりやすく説明していますので、一度目を通していただければ通信講座も短期間で身につくと思います。


わかりやすい電気保全

シーケンス制御講座(このサイト)ではシーケンス制御について詳しく解説していますが、実際の保全業務となるともう少し広い範囲の知識も必要です。故障した設備を素早く原因を探して素早く直す。実際はなかなか難しいことです。 浅くてもいいので少し広く知識を持っていれば、役にたつと思います。


図解入門 よくわかる最新 シーケンス制御と回路図の基本はKindle版(電子書籍)です。

Copyright (C) 2010 シーケンス制御講座, All rights reserved.