必要なもの
シーケンス制御講座
これからシーケンス制御を勉強する上で必要なものを紹介します。勉強すると言っても、勉強だけで終わるのではなく、がんばれば副業としてシーケンス回路を製作することも可能です。 ただしここまでになるにはかなりの経験が必要ですが、副業ではなく本業として転職するときにも役にたつかもしれません。
パソコン
メーカーなどは特に気にしません。ノートパソコンを1台用意しましょう。デスクトップでも可能ですが、実際の作業では設備の前にパソコンを持っていって作業することになります。
そのためノートパソコンが必要です。最近のパソコンはメーカーの違いはデザインや標準でついているソフトなどがメインなので、特に気にする必要はありません。
ただしできれば232Cのシリアルポートが標準で搭載されているパソコンがお勧めですが、最近はほとんど搭載されていません。必要な場合は下記のUSBシリアル変換を使用してください。
OSはWindows7が無難です。Windows8からのダウングレードモデルで購入できます。最新のPLCしか使用しないのであれば64ビットでも問題ありませんが。古いソフトを使用する場合32ビットしか動作しない場合があります。
一応おすすめとしては、HPかDELLは私も使っているためおすすめします。今のところ特に問題もありませんし。モデルとしてはビジネスモデルや法人向けモデルを選択します。
OSがダウングレードできるため、現在FA業界で主流のOSを選んでください。あまり最先端のOSを選んでも、ソフトが動作しない可能性が高いので。

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USBシリアル変換
今後Qシリーズのユニバーサル以上の機器などのように、PLC側にUSB接続ができるポートがついていれば必要はありませんが、PLC側にUSB接続ポートが無い場合は必要です。 パソコンに232Cシリアルポートが標準で搭載されていれば必要ありませんが、最近のパソコンは付いていないのがほとんどなので、1台持っておきましょう。 パソコンにRS-232Cポートを増設する機器です。
メーカー:iBUFFALO
型式:SRC06-USB
製品によっては正常に接続できないものもあります。上記製品であれば私も使用しています。
接続ケーブル
使用するシーケンサにもよりますが、接続ケーブルが必要です。ここでは私が使用しているものを紹介しておきます。Aシリーズのシーケンサもまだまだ現役で動いていますので、Aシリーズまで視野にいれておきましょう。
メーカー:TAM
型式:TAM-RSCVC-3V
FXに接続するには
型式:TAM-RSCVC-A0
接続イメージはシーケンサとの接続を参照してください。
メーカーホームページはTAMです。
高価なケーブルです。USB接続しかしないのであれば必要ありません。ソフト
ソフトが無いと始まりません。かなり高額なものです。お金を出して勉強するのですからしっかり勉強して費用を回収できるように心掛けましょう。

三菱プログラミングソフト GX Works2 (SW1DNC-GXW2-J)
¥97,200円(税込)
勉強用シーケンサ
勉強用としてシーケンサが1台必要です。実際に動作させて勉強しましょう。機種はFXシリーズが無難です。上位機種はI/Oユニットなど別で購入する必要があり、端子台も付いていません。 FXシリーズなら標準で必要なものは一式付いています。
制御対象
プログラムを勉強したら、実際に機械を動作させてみたいでしょう。簡単な制御キットを準備して動作させます。
技能検定対策盤セットで購入
ソフト+シーケンサのお得なセットがあります。

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¥122,040円(税込)
コメント:三菱シーケンサ(FX3S-30MR)とプログラミングソフト(GX Works2)を組み合わせたお得なセット商品です

シーケンス制御を短期間で理解するには通信講座がお勧めです。シーケンス制御講座(このサイト)ではシーケンス制御をできるだけわかりやすく説明していますので、一度目を通していただければ通信講座も短期間で身につくと思います。

シーケンス制御講座(このサイト)ではシーケンス制御について詳しく解説していますが、実際の保全業務となるともう少し広い範囲の知識も必要です。故障した設備を素早く原因を探して素早く直す。実際はなかなか難しいことです。 浅くてもいいので少し広く知識を持っていれば、役にたつと思います。
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