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ラダー回路の作成

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シーケンス制御講座 初級編 ラダー回路の作成

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GX Works2を使ってラダー回路の入力方法と変換方法を学習できます。自己保持回路を実際に作りながら、接点・コイルの入力手順を習得しましょう。入力方法が分からないとラダー図は作成できないので、必ずできるようになってください。
GX Developerバージョンはこちらから確認できます。

ポイント:ラダー回路作成の基本手順

  • F5:a接点入力 / F6:b接点入力 / F7:コイル入力
  • 回路入力後はF4(変換)で確定する
  • Ctrl+矢印キーで罫線の追加・削除ができる
  • コメントは回路入力と同時に入力する習慣をつける

作成日:2012年03月10日
更新日:2026年05月18日

a接点・b接点・コイルの入力方法

GX Works2を使用して簡単なラダー回路を入力してみます。まずはGX Works2を起動して、「プロジェクト」→「プロジェクト新規作成」からシーケンサーのタイプを選択してください。

GX Works2の機種設定画面
GX Works2のラダー図入力画面(初期状態)

※起動後の初期設定などは「GX Works2の起動」で解説しています。

右側の大きなウィンドウ内にラダー図を作成します。青色のカーソルをクリックや矢印キーで移動させて、F5キー(a接点)を押してください。

GX Works2のa接点入力ダイアログ(X0を入力)

デバイス番号(例:X0)を入力してエンターキーを押します。「コメントを続けて入力する」ボタンをONにしておくと、コメント入力ウィンドウが続けて表示されます。

GX Works2のコメント入力ダイアログ(押ボタンスイッチと入力)

コメントは「PB」「SW」など短くシンプルな名前にします。入力の習慣をつけると後でラダー図が読みやすくなります。

自己保持回路の作成と変換(F4)

GX Works2で自己保持回路を入力した状態(X0・M0・Y0)

上の図のように入力してみましょう。コメントが表示されない場合は「表示」→「コメント表示」にチェックを入れてください。コイルの入力には「F7」キーを押します。コイルはどの位置から入力しても必ず右端に入力されます。間違えた場合は「Delete」キーで削除できます。

この回路はX0(押しボタン)を押すとM0コイル自己保持をかけ、Y0に出力します。Y0端子台にランプを接続すれば、ボタンを押すと点灯します。

入力後は回路が灰色の編集中状態になります。F4キーを押して変換(コンパイル)してください。

GX Works2でF4変換後(灰色が消えて回路が確定した状態)

灰色が消えたら回路が確定されました。この作業を変換(またはコンパイル)とよびます。次にX1のb接点を追加して自己保持を解除できるようにします。

X1のb接点を追加した自己保持解除回路

編集するたびに灰色になるので、都度F4で変換します。並列接点(M0)の追加は「X0」の下にカーソルを合わせて「Shift+F5」で入力できます。Ctrl+矢印キーで罫線の追加・削除もできます。

コメントの一括入力方法

コメントは回路入力と同時に入力できますが、一括入力も可能です。左側のプロジェクトウィンドウ内の「グローバルデバイスコメント」をダブルクリックします。

GX Works2のプロジェクトウィンドウ(グローバルデバイスコメントを選択)
GX Works2のコメント一括入力画面(X0のコメントが表示されている)

上部のTabでプログラムとコメント画面を切り替えられます。このコメントウィンドウはExcelからのコピー&ペーストに対応しているため、あらかじめExcelでコメントを作成してまとめて貼り付けることができます。

パラメータの設定(Qシリーズ)

CPUがFシリーズ以外(例:Qシリーズ)の場合、パラメータの確認が必要です。

GX Works2のプロジェクトウィンドウ(パラメータを展開)
GX Works2のパラメータ一覧(PCパラメータを選択)

PCパラメータ」をダブルクリックします。これはPLCの基本設定です。

GX Works2のプログラム設定タブ(MAINプログラムの実行タイプを設定)

プログラム設定」Tabで「MAIN」を選んで「挿入」を押します。

MAINプログラムの実行タイプをスキャン(常時実行)に設定した画面

MAIN」の実行タイプを「スキャン(常時実行)」に設定します。これを設定しないとPLCにプログラムを転送しても実行されません。設定が終わったら「設定終了」を押します。

覚えておくべきショートカットキー一覧

GX Works2の主なショートカットキーです。少しずつ覚えておくと作業効率が上がります。
F5:a接点
Shift+F5:並列a接点
F6:b接点
Shift+F6:並列b接点
F7:コイル
F4:変換
Shift+F4:RUN中書込み

RUN中書込みはデバッグ時に使う重要な機能で、変更箇所を変換と同時にPLCにも反映させます。必ず覚えておきましょう。

回路が完成したら、シーケンサーに書き込んでみましょう。


PLCへの書き込み

よくある質問(FAQ)

Q. 変換(F4)を忘れるとどうなりますか?

A. 変換前の回路は灰色(編集中)の状態で、PLCへの書き込みに反映されません。編集後は必ずF4キーで変換してから書き込みを行ってください。

Q. 並列接点はどうやって入力しますか?

A. 並列に入力したい位置の下にカーソルを合わせて「Shift+F5」を押すとa接点が並列入力されます。または「F5」で入力後にカーソルを右端に移動し「Ctrl+↓」で罫線を引いて接続することもできます。

Q. コメントはExcelから一括で入力できますか?

A. はい、できます。「グローバルデバイスコメント」画面はExcelからのコピー&ペーストに対応しています。あらかじめExcelでデバイス名とコメントを整理してまとめて貼り付けると効率的です。

Q. QシリーズPLCでプログラムが実行されない場合は何を確認すればいいですか?

A. PCパラメータの「プログラム設定」を確認してください。「MAIN」プログラムの実行タイプが「スキャン」に設定されていないとPLCにプログラムを転送しても実行されません。


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