ラダー図の読み方(自己保持)

ラダー図によく使われるのが自己保持です。コイル自身の接点でそのコイルをONさせる。自分の接点で自分のコイルをONさせるので自己保持とよびます。しかも接点がONしている限りコイルもONします。コイルがONしている限り接点もONするので、一度ONしてしまうとコイルをOFFしない限りON状態を保持します。 まず回路を見てみましょう。

これが自己保持の基本的な形となります。「M10」の接点で「M10」のコイルをONするようになっています。例えば「M10」の接点とコイルだけでは動作しません。最初に「M10」のコイルをONさせる条件が必要です。それを今回「X22」にしています。 では「X22」をONさせます。

「X22」がONすると「M10」のコイルがONします。

「M10」のコイルがONすると「M10」の接点も同時にONします。すると「M10」のコイルは上の図のように「X22」の接点と「M10」の接点両方から信号が流れてきてONしているイメージになります。この状態になれば「X22」はOFFしても大丈夫です。

このように「X22」をOFFしても「M10」の接点により「M10」のコイルはONされ続けます。これが自己保持状態です。この状態になると「M10」のコイルをOFFしない限りは解除されません。「X23」のB接点が挿入されているのはそのためです。

「X23」はB接点なので押せば(ONすれば)接点は解放されます。つまり「M10」への信号の流れは遮断されます。その結果自己保持は解除されます。このようにコイルをONしているルートのどこかを遮断すれば自己保持は解除されます。 上の図のような形は自己保持の基本的な形なので、そのまま覚えておいてもかまいません。



GX Works2の起動
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