ダブルソレノイドの使い方
5ポートダブルソレノイドバルブは、内部構造は基本的に先ほど解説したシングルタイプと同じです。違いは片方がバネになっているか、コイルになっているかです。
作成日:2025年09月23日
更新日:2025年09月23日
ダブルソレノイドとは
ダブルタイプはコイルが2個ついているので出力接点も2個必要です。片方をONすると内部のスプールは動作しますが、コイルをOFFしてもスプールは自動で戻りません。戻すにはもう片方のコイルをOFFする必要があります。
ソレノイドバルブのポートの記号は次のようになります。

P:エアー供給ポート
R:排気ポート
B:初期状態でエアーが供給されるポート(b接点みたいな感じ)
A:コイルONでエアーが供給されるポート
ダブルソレノイドはONすると動作しますが、その後コイルをOFFしてもコイルは戻りません。そのためシリンダを動作させる時は前進信号とは別に後退信号が必要です。
ダブルソレノイドの使い方
ダブルソレノイドタイプを使うときは、前進させたい時にバルブをONして、前進完了後バルブをOFFしても大丈夫です。代わりに後退させるときは後退側のコイルをONします。

ダブルソレノイドタイプを使うときは、前進後は出力をOFFしても大丈夫と言いましたが、OFFしなくても問題なく動きます。
これは、内部のスプールが今どちらの向きにいるかわからないので、とりあえずどちらかのコイルをONしておけば、スプールは動いているであろうという考え方です。
ダブルソレノイドタイプは出力接点が2つ必要です。もちろん配線も2倍しないといけません。プログラムにおいてもわざわざ後退用のコイルを書く必要があります。単純にコイルをOFFすれば原点側に戻るというものでもありません。ただし使い慣れればメリットは大きいです。電源を入り切りしても基本的には勝手に動きださない。これはシリンダを順番に戻す必要がある場合に有効です。例えばPPなどの搬送ユニットは、一度上昇させて左右を戻す必要があります。
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