シーケンス制御講座

よく使うショートカット(三菱)

シーケンス制御講座 中級編 コラム よく使うショートカット(三菱)

ショートカットキーはよく使用されているでしょうか?接点やコイルの入力、モード切替、強制操作などショートカットキーを覚えてしまえば簡単に行えます。またショートカットキーを使うことでマウスへの持ち替えが少なくなり、回路入力速度の向上が見込めます。

作成日:2025年11月25日
更新日:2025年11月25日


モード切替

三菱PLCの編集ソフトには読出モードや書込モード等があります。基本的には書込モードで回路を作っていけばいいのですが、読出モードは回路の検索に優れたモードです。又、実際にPLCに接続して、回路がどのように動作しているのか確認できるモニタモードや、モニタ状態で回路の変更ができるモニタ書込モードなどがあります。画面上のメニューバーから切り替えることができます。

ただ、モード切替の度にわざわざマウスでモード切替のボタンを押すのはすごく効率が悪いです。私の場合、回路作成中は書込モードと読込モードを頻繁に切替ながら行います。そしてPLCと接続するときは、読出モードと書込モード、モニタモードを常に切替ながら作業します。そのためショートカットキーが必須となります。マウスでも切替は可能ですが、切替える度にキーボードから手が離れマウスを操作する必要があるので作業に時間がかかってしまします。

モード切替には下記のショートカットキーを使います。

  • 読出モード   :「SHIFT」+「F2」キー
  • 書込モード   :「F2」キー
  • モニタモード  :「F3」キー
  • モニタ書込モード:「SHIFT」+「F3」キー

こんな感じでショートカットキーで簡単にモードを切替できます。これは作業スタイルによっても変わってくるかもしれません。私のようにモニタ書込モードを基本的には使用しないスタイルでは、モードを頻繁に切替ながら作業します。逆にモニタ書込モードを使用する場合はそこまでモード切替を行わないので、このショートカットキーもあまり使わないかもしれませんね。

コイル、接点入力

コイルや接点の入力もショートカットキーで行うことができます。画面上のメニュー内にアイコンがありますが。基本的にはショートカットキーで入力します。

このように接点やコイルの形をしたアイコンがあります。その下にショートカットキーが書いてあるので、最初は確認しながらショートカットキーを押すことができます。

よく使うショートカットキーとして

  • a接点  :「F5」キー
  • b接点  :「F6」キー
  • コイル :「F7」キー
  • 命令  :「F8」キー

余裕があれば立ち上がりのa接点位まで覚えておくといいかもしれません。アイコンの下に「SF7」と書いてありますが、これは「SHIFT」+「F7」キーの意味です。

罫線

罫線にもショートカットキーがあります。ただし上のアイコン内にある「F9」等のショートカットキーではありません。GX WORKS2から下記の方法で罫線が簡単に入力できます

  • 「CTRL」+矢印キー

例えば下方向に罫線を引きたい場合は「CTRL」キーを押しながら、矢印キーの「↓」を押すと縦罫線が簡単に書けます。これはGXデベロッパー時代には無かった機能なので大変便利です。

変換

変換(コンパイル)にもショートカットキーがあります。

  • 変換     :「F4」キー
  • RUN中書込み :「SHIFT」+「F4」キー

変換は通常オフラインで行います。オフラインというのはPLCとは接続せずにパソコン内だけでラダー図を作成するときに行います。

RUN中書込みは、PLCと接続しているとき、パソコン上で変更した部分だけをPLCに反映させます。回路全体を書込み必要がないので高速で書込みができます。デバッグなどはこのRUN中書込みを行います。基本的にはショートカットキーを使うことで作業が効率化できます。

行、列操作

ラダー図を編集するとき、行を挿入したり、列を挿入したりする必要があると思います。これにもショートカットキーがあります。これはよく使うので覚えておいてください。

  • 行挿入 :「SHIFT」+「INSERT」キー
  • 列挿入 :「CTRL」+「INSERT」キー

強制操作

これもよく使う機能なので覚えておいてください。これはモニタ中にコイルなどを強制的にON/OFFできます。

操作したいコイルや接点にカーソルを合わせて次のキーを押します。

  • 強制操作 :「SHIFT」+「ENTER」キー

これでコイルをONさせたりOFFさせたりできます。OFF状態であればONになります。ON状態であればOFFになります。ただし本当の強制操作ではないので、押した1スキャンはONできますが、ON条件が整っていないと次のスキャンでOFFされます。

データレジスタなどのワードデバイス上で強制操作を行うと、値の変更ができます。

まとめ

今回はいろいろなショートカットキーを紹介しました。まだまだたくさんのショートカットキーがありますが、よく使いそうなものを厳選して紹介しました。三菱PLCをつかうのであれば、これくらいのショートカットキーは覚えておいた方が使いやすいと思います。



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